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派遣切り

今日は自宅を出ると春を思わせるような、暖かい南風が吹いていた。この風に乗って道路脇に立っている銀杏の葉が舞っている。紅葉を見に行けず残念な思いをしていたが、今日の黄色い銀杏の葉が舞っている様子は心を和ませてくれた。

ところで、最近は何かと「派遣労働者を解雇、大手企業まで!」という見出しが目立つようになってきた。しかも派遣切りを発表した企業が極悪であるがごとく報道している。本当にそうなのでしょうか?派遣・紹介業を主たるビジネスにしている弊社としては他人事ではない。

なので、皆さんにも少し考えてもらいたい。派遣はもともと企業・労働者双方に都合の良いシステムである。だから、これだけ普及したと思われる。企業側は採用に関して時間をかけずに必要時、必要な労働力を確保できることが最もメリットのある話でしょう。一方労働者にとっても労働条件が明確で自分の生活リズムにあった働き方ができると考えていたのではないでしょうか。たとえば、正社員になると避けられない転勤・職種変更・配置転換・残業等、自分の望まない業務につくこともあるでしょう。しかし派遣は契約上の問題でこの点が非常に明確になっている為、派遣を選んでいる方もいらっしゃると思います。

今回は企業側が少しばかり強引に企業のメリットを活用したとしか思えません。労働者側の皆さんが職に就く前はどのような思いで職に就いたかを考えて欲しいのです。派遣の仕事しかなかったと言われる方も多いと思います。しかし本当にそうでしょうか?中小企業で労働者が不足しているところもあるでしょうし、職種を少し我慢すれば正社員になれたかもしれません。

私は「派遣は将来の不安があるからステップアップとして派遣を選ぶなら理解できるが、先程述べたような派遣の良いとこ取りは危険である」と以前から言ってきた。だから弊社では若い人を派遣する場合、将来のキャリアプランを応募者と一緒になって考えた上で、派遣先の提案をさせていただいています。若い人には正社員を目指して欲しいのです。

しかし現実には弊社に来られる応募者の方々は、正社員にはなりたいが自分の要求も捨てられないという方が多いのです。したがって先の見えにくい派遣の営業を選んでいる場合が多いと思います。そのツケが出てくるのは40才を過ぎる頃からで、極端なほどに就業先が無くなります。あわてて正社員を目指しても遅いのです。だから若いときからしっかりとしたキャリアプランを持って欲しい、私は少しでもその力になりたいと考えています。

少し生意気なことを書きましたが、自分自身が若いときに犯した過ちを反省しつつ皆さんと考える意味で書いてみました。

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